週間モーニングで連載中の漫画『バガボンド』がしばらくの期間休載中となっています。
調べてみたら2015年の2月の掲載から実に5年以上も掲載が止まっています。
ちなみに前巻の37巻は2014年の7月23日に発売されました。
この異常とも言える長期の休載にファンの脳裏にも“終了”の文字がちらつく今日この頃。
そんな状態の『バガボンド』の最新刊の情報と井上雄彦先生の活動状況などを調べてみました。
『バガボンド』最新刊の発売日は?38巻には何話足りない?
『バガボンド』の発売周期は基本的に年に2回程度4~5ヶ月に1回といった感じで発売されていました。
本当であれば37巻の発売が2014年の7月でしたのでその年の12月には38巻が発売されていたと思います。
ですが今の状況ではまずモーニングでの連載を再開してもらわないと難しい状況です。
37巻で322話まで収録されましたので38巻では323話から329話までの収録が予想されます。
しかしモーニングでの連載は327話でストップしてしまいましたので、あと2話(328・329話)の連載が38巻発売の必須条件となるでしょう。
ですので連載さえ再開すればそんなに待つことなく最新刊が発売されると思います。
井上雄彦がヤバイ!?38巻は幻になるかも?
『バガボンド』は原作のある物語ですので、そろそろ先の展開が見えてきた部分もありますのでもうひと踏ん張り頑張ってもらいたいところですが実際のところどうなのでしょうか。
連載中の漫画の休載といえば代表作が『NANA‐ナナ‐』の矢沢あい先生も病気療養ということで2009年の8月号よりCookieでの連載をお休みしておりますが、井上雄彦先生は休載中もCMやユニクロとのコラボ、イラストの作画などのお仕事はしているようですのでとりあえず体調不良ではないようです。
ではなぜ長い期間休載しているのか心配になりますが、もしかしたら井上雄彦先生が燃え尽きてしまったのではといった噂まで出てきているようです。
物語の終わりが見えているといってもそこは天才独自の視点でファンの方を驚かせる展開を考えている事と思いますが、そこの部分のこだわりが強すぎて疲れ果ててしまったのではないか、ちょっともうヤバイかもといった見方をされている人もいるようです。
2008年から20010年にかけては「井上雄彦 最後のマンガ展」なる個展を開催し『バガボンド』の最終話を思わせる武蔵の最後を描いた作品を発表しました。
もちろんこれは水墨画で描かれていることもあり、漫画とは別の作品展なのですが『バガボンド』の連載再開を心待ちにするファンにとってはこれで終わりにしてしまうのではないか、38巻は幻に終わるのではないかと不安を感じてしまう個展だったようです。
休載していた『リアル』の再開で復活の可能性が?
そんな中、昨年の5月には週刊ヤングジャンプで『リアル』が再開されました。
こちらは実に4年半ぶりの再開ということですが、この時井上雄彦先生は掲載の再開にあたりこうコメントしています。
ネームができた時、人物のペン入れが終わった時、個人的感慨に過ぎませんが、じんわり胸に来るものがありました。
今はすでに次の準備に入っています。
どうでしょうか“今はすでに次の準備に入っています”この言葉の意味は『リアル』について次の準備に入ったのか、それとも「他の何か」の準備に入ったのか、ファンとしては「他の何か」の方だと思いたいですよね。
4年半も休載していた『リアル』でも連載継続の意欲を失うことがなかったことからも『バガボンド』の再開も期待できるかと思います。
まとめ
『バガボンド』の最新刊の発売を心待ちにするファンの期待が諦めになりそうな雰囲気も感じられましたが『バガボンド』の執筆再開の気配も感じることができました。
先生の体調を心配する声もある中、『リアル』の再開はファンにとっては嬉しいニュースでしたね。
さまざまな活動をしている井上雄彦先生ですが、そろそろ『バガボンド』の連載へ力を注いでくれることを期待したいですね。
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