2019年9月、茨城県境町の会社員の小林光則さんと妻・美和さんが殺害され、子供2人が重軽傷を負った事件で、埼玉県三郷市の岡庭由征容疑者が殺人容疑で逮捕されました。
岡庭由征(おかにわよしゆき)の異常な犯罪歴は、すでに多くのメディアで報じられている通りですが、岡庭よしゆきを調べていくうちに、未解決の湯河原放火殺人事件にたどり着きました。
岡庭由征が犯人なのか。余罪の証拠となる顔画像や異常すぎる性格など、湯河原放火殺人事件との関連性を深堀します。
岡庭由征の余罪に繋がる過去の事件の目撃証言「黒ずくめの男」
岡庭由征は2011年11月18日、埼玉県三郷市鷹野の市道で、中学3年生の女子生徒に背後から襲い深い切り傷を負わせています。
さらに同じ年の12月1日、今度は女子中学生を襲った現場から2kmほど離れた、千葉県松戸市栄町西3の路上で、小学2年生の女児を襲い、全治10日の怪我を負わせました。
両事件とも、黒っぽい上下の服とキャップ帽子を身につけた若い男が、自転車で逃走したところを目撃されていました。そして同月5日、警察が路上で自転車に乗っていた岡庭由征に職務質問したところ、所持品から未使用の折り畳みナイフと鉈が見つかり、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕されました。
岡庭由征はこの時の調べに対し、
「歩いている人を誰でもいいから××と思った」
「女性を狙った」
と中学生と小学生を襲った2件の事件についての犯行を認めたほか、さらに30件ほどの放火も自供しています。
ちなみに、同月2日にも千葉県柏市の路上で、小学4年女児と2年の弟が背後にカッターナイフを持った男が無言で立っているのに気づき、命からがら逃げたという事案も発生していました。
この姉弟も、犯人像を黒ずくめの若い男と話していましたが、岡庭由征はこの件については関与を否定しました。
岡庭由征は犯行時はなるべく目立たないようにするためか、黒ずくめの恰好をしていたようですが、連続的に犯罪を犯したことで、それが犯人像の特徴となっていたようです。
岡庭よしゆきには裁判長の言葉も届かず
上記の2件は、2013年2月19日から公判が開かれ、検察側は懲役5年以上10年以下の不定期刑を求刑します。
しかしさいたま地裁は、精神鑑定の結果診断された広汎性発達障害の影響と、数十本ものナイフのコレクションをすべて買い与えるような両親の養育環境が動機につながったとして、家裁への移送を決定。岡庭由征は2週間の観護措置の後、医療少年院へ送られました。
この時岡庭由征は裁判長から、
「罰を受けないで済んだと間違わないでほしい。医療少年院に長く入ることになる。重い罰だ。君は変わる必要がある、変わらないといけない」
「君が社会に受け容れてもらえる人間に変わって戻ってくることを願う」
と言葉を掛けられましたが、結局生まれ持っての異常な心が変わることはなかったようです。
岡庭由征の余罪「湯河原放火殺人の犯人」黒ずくめの画像
岡庭由征は女子中学生を襲う少し前の10月、三郷市内にあるマンション駐車場でバイクに火を着け火災を発生させていますが、その現場写真を友人に見せ、自分の犯行だと自慢していたそうです。
岡庭由征の放火の動機については、上記の裁判の際に検察がこう指摘しています。
「目的がなかなか達成できない鬱憤を放火で紛らわせていた」
そこで、30件近い数の岡庭由征の放火について調べていると、ひとつ気になる事件を見つけました。それは2015年に神奈川県の湯河原で起きた未解決の放火殺人事件。
事件は15年4月21日午前6時ごろ、女性宅から出火し発覚した。女性の遺体は額に××が××状態で焼け跡の寝室で見つかった。複数の切り傷や刺し傷のほか、鈍器で殴られたような痕があり、××後に放火されたとみられている。
引用:カナロコ
事件からすでに6年経過していますが、犯人がまだ捕まっていない事件です。小田原署捜査本部はこれまでに捜査員を延べ約2万7200人を投入し、約1万2800人から話を聞くなどしていますが、容疑者につながる有力な情報は得られていないそうです。
JR湯河原駅では現在もチラシを配るなどし、情報提供を呼び掛けています。
そのチラシがこちら。
どことなく髪型や体格が、岡庭由征に似ていないでしょうか。岡庭由征に襲われた中学生たちの証言の「黒ずくめの恰好」というのも当てはまります。
犯行の手口も、複数の切り傷や刺し傷、そして額に××状態という残忍なもの。そして××後に放火です。
ただひとつ気になるのは、さすがに埼玉の三郷市から湯河原まで自転車で行くというのは現実的ではないという部分。
岡庭由征は、女子中学生らを襲う前から、別の女子中学生を包丁で××と、埼玉・千葉・東京を自転車で徘徊していたと供述していますが、この時ばかりは電車を利用したのか。
当然警察も湯河原の事件との関連性も調べているとは思いますが、岡庭由征が犯人の可能性が非常に高い気がします。
神奈川県警小田原署は現在も情報を求めています。(電話0465-32-0110)
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岡庭由征は生まれながらのサイコパス
岡庭由征は、女子中学生を襲う直前の2011年11月1日、瓶詰めにした××を学校の教室に持ち込むという異常なトラブルを起こしたのち、15日には学校に退学届けが郵送し、通信制の高校に転入してしまいました。
そしてその直後の中学生を襲った事件の供述では、とてもまともな精神ではないことを証明する発言を繰り返しています。
「人を××ばもっと××が得られると思った。××持って女子小中学生を尾行した」
「中学時代からホラー映画などで××を覚え、自己満足のために猫を××なった」
「自宅で小動物捕獲用のケージを仕掛けたり、素手で尻尾をつかんだりして捕獲し、千枚通しで××、ケージごと土中に××、地面に××、××していた」
頭がおかしすぎてとてもそのまま書くことができませんが、完全なる異常者。「第二の酒鬼薔薇」というのは決して言い過ぎではないようです。
三郷市で中学生を襲った後には自宅のパソコンで検索し、
「××が出たときを思い出して××に興奮した。またやりたくなった」
とも。
岡庭由征が刑務所から出てくることは2度と無いと思いますが、万が一にもあってはいけません。
また精神鑑定の結果、発達障害なんてことにだけはならないように願うばかりです。
コメント
湯河原の事件の時コイツは医療少年院にいたのでは?
おとなしい性格、真面目、二重人格、動物虐待、過去の異常な犯罪、無職、等リストを作成して置く事が大切。表向きは真面目でも裏は豹変する。
少年時代の犯罪で異常な事をして居た奴の大半は更正出来ない!
また再犯する。危険人物なので、少年法改正、厳罰する事。
成人と同じく実名公表(重犯罪に限り)これは被害者が出ない為!
残虐な人間は子供で有れ、成人で有れ皆が知らなければ成らない。
皆が奴らを虐めるのでは無く!監視する意味で。
実名公表の云々には、まだまだ熟慮していく必要があるように思う・・・
実名公表で、再び被害者を出さないようにと考える人が多く居るように感じるけど、逆に、ちゃんと社会復帰が出来ずに再び犯罪に走る者が多数存在する事実からすると、素直には賛成する事は出来ないし、その辺りを、どのように考えているのかを教えてもらいたい。。。