日刊大衆の報道で久しぶりに名前を耳にした錦戸亮。ただその内容は、大野智の元彼女のシングルマザーA子と、カラオケに興じる動画が流出したというもの。
仕事の面ではパッとした話を聞かない錦戸亮の近況を調べてみると、ドラマの仕事もなくLIVEも中止、独立後は辛い現実と戦っているようでした。
錦戸亮の現在・ドラマを切望もオファーなし
ジャニーズ事務所退所前は、フジテレビの月9ドラマ「トレース〜科捜研の男〜」や日テレ「ウチの夫は仕事ができない」で主演を張るなど、役者としての評価も高かった錦戸亮。
独立後も地上波のドラマにこだわり“舞台はやらない”というプライドも見せていましたが、実際問題として錦戸亮に届いたドラマのオファーは0件と寂しい限り、テレビでその姿を見かけることも無くなっていました。
「ファンクラブに入ってくれるような若いファンの子たちは、彼が復活するまでいつまでも待っててくれるとは思いますが、ドラマで錦戸亮を好きになったような大人のファンからすれば、もう彼は過去の人になってしまったかもしれません」(テレビ局関係者)
ジャニーズ事務所の威光のおかげで仕事があったことは、重々承知のうえで退所したはずの錦戸亮だったが、ここまでのピンチに追い込まれる事は想定外だったようで、
「舞台に関しても、内容やスケジュール次第では、挑戦させていただく可能性はございます」
このまま独立が失敗した人間として消えていくわけにはいかないと、方針転換もしていたようです。
4年ぶりの映画「Cottontail(コットンテール)」
そんな折、ようやく錦戸亮の元へ役者の仕事が舞い込んできました。独立後初の役者オファーは映画「Cottontail(コットンテール)」2022年公開予定。
2018年に公開され主演を務めた「羊の木」以来の映画作品に、錦戸亮も並々ならぬ意気込みで挑む作品となりそう。
英国アカデミー賞受賞監督であるパトリック・ディキンソンの最新作で、主演のリリー・フランキーのひとり息子トシ役。
「羊の木」で錦戸亮の芝居を見ているディキンソン監督は、太鼓判を押しています。
「錦戸亮さんは、演じる役の感情に観客を引き込む事が非常に上手な俳優さんです。「羊の木」での亮さんのお芝居で僕は、どんどん彼の役の感情に引き込まれ、忘れられない映画体験をさせて頂きました。」(パトリック・ディキンソン)
引用:音楽ナタリー
役者としてはまったくオファーがなく、崖っぷちに立たされていた錦戸亮。主演はお預けとなったが、巡ってきた映画の仕事は千載一遇のチャンス。
映画の出来次第では、俳優として再ブレイクすることが叶うかもしれません。
錦戸亮は音楽は二の次
映画の仕事が入り、ようやく自身が望んでいた俳優業を再開することが出来そうな錦戸亮ですが、2019年9月にジャニーズ事務所を退所してからは、個人レーベル「NOMAD RECORDS」を立ち上げ、音楽を中心に活動していました。
同年12月に発売されたファーストアルバム「NOMADO」は、オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を記録し、11月から始動した全国ツアーでは、16公演で36,000人を動員し大成功を収めたと言われています。
この数字を2018年にジャニーズ事務所から独立し、錦戸と同じく個人レーベル「World art」を設立した元関ジャニ∞の盟友・渋谷すばると比較してみると。
まず渋谷のファーストアルバム「二歳」は、初週売り上げ7.0万枚で、錦戸の「NOMADO」は初週の売り上げが7.6万枚。錦戸がわずかに勝っているものの、渋谷の初の全国ツアーは、8か所11公演で約5万人動員と、渋谷の圧勝となっています。
元々不仲ではないが、微妙な関係で有名だった2人。同じ時期に脱退し、アルバムリリースも同時期となれば意識しないという方が嘘。
笑うタイミングやキレるポイントなど性格に似ている部分があり、その場が気まずくなるため互いに2人きりになることを避けようとすることも。不仲ということは決してなく、本人やメンバーも度々ラジオやライブMCなどでこの「気まずい関係」をネタにしていた。
引用:J-CASTトレンド
「錦戸君は音楽でも始めなければ何もスタートしないので、とりあえずレーベルを作ったりして音楽活動をしていますが、本当は俳優として脚光を浴びたい人だから、音楽は二の次なんですよ。でも音楽でそこそこ成功している渋谷君にだけは負けたくないみたいですよ」(芸能プロ関係者)
1月にはセカンドアルバム「Note」をリリースし、4月15日からは「錦戸亮 LIVE TOUR 2021 “Note”」がスタートした錦戸亮。
ドラマや映画の仕事さえコンスタントに入れば、渋谷すばるのことも気にならなくなるでしょうが、音楽では男性ファンからの支持も集めている渋谷の存在は、今の錦戸亮にとっては放っておけない存在、今はまだ音楽活動も手を抜けないようです。
錦戸亮の現在は赤西仁が頼り「ジャニーズに戻りたい」
錦戸亮がジャニーズ事務所退所後に頼っているのは元KAT-TUNの赤西仁。2014年にジャニーズから独立した赤西は、1人で生きていくためのすべを知っている親友でもあり大先輩。
錦戸が自主レーベルを立ち上げたのも、赤西にならってのこと。
赤西とは共同プロジェクト「N/A」を始動させ、昨年5月にはハワイ公演を予定してたが、コロナの影響で中止に。
さらに「N/A」では公式YouTubeチャンネル「NO GOOD TV」を開設し、9月にはグループとしてのファーストアルバム「NO GOOD」をリリース。しかしこれらすべてが赤西仁による発案とのこと。
「『NO GOOD TV』もほとんど赤西さんが考えたプロジェクトだと聞いています。赤西さんはジャニーズを退社した後、現在の錦戸さんのようにかなり苦労していましたよ。どこからもオファーがないんですから。ただ、その空白の時間でスキルを身につけて、今や曲作りやプロデュースなどを行えるようになりました。錦戸さんは赤西さんにおんぶに抱っこで仕事をされているようで、ジャニーズ時代のファンたちは離れていっています。錦戸さんのYouTubeチャンネル登録者数は18万人。この数字を見れば一目瞭然ですよね」(音楽業界関係者)
錦戸亮は元々友人も少なく、人見知りの為仕事中にスタッフなどと会話することもほとんどないといいますが、そんな男が独立したのは失敗だったのではないでしょうか。
「ひとりでいるのは平気なタイプみたいですけど、仕事がうまくいかないことが相当堪えているようで、“できることならジャニーズに戻りたい”なんて弱音も吐いているみたいです」(芸能プロ関係者)
世間から見れば今やただのユーチューバーのようになっていた錦戸亮。
ライブも始まり映画も決まって、良い風が吹いてきた感もある今、映画の大ヒットを期待したい。
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