大阪市天満のカラオケパブごまちゃんオーナーの稲田真優子さんが殺害された事件。
逮捕された宮本浩志容疑者は、妻と子供(娘2人)に仕事だと嘘をつき、稲田真優子さんの店に通っていたようです。さらに、家族に渡す金にも手を付け、月30万円とも言われるお店での飲食代をねん出していた可能性も。
宮本容疑者が最愛の家族である妻や娘に嘘をつき、子供達に嫌われていった背景を深堀します。
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宮本浩志が家族についた嘘「残業で遅くなる」
逮捕された宮本浩志容疑者は、兵庫県西宮市高須町の武庫川団地に妻と2人の娘の家族と共に住んでいました。
事件発生後、まだ犯人が誰かわかっていない時点では、独身のオタクが付きまとっていたなどという噂もあったため、結婚し子供まで持つ普通のサラリーマンが犯人だと判明したときは、ネットでも驚きの声が見られたほど。
ちなみに子供たちの年齢は公表されていませんが、宮本容疑者がごまちゃんで「明日は子供の卒業式だから」と話していたことから逆算すると、高校の卒業式であれば宮本容疑者が38歳の時に生まれた子、大学の卒業式であれば34歳になり、40過ぎに生まれたことになる中学性以下である可能性は低いかもしれません。
宮本浩志の自宅
宮本浩志は大阪市内の機器メンテナンス会社でエンジニアをしながら家族を養い、数年前まではごく普通の幸せな家庭を築いていたようでした。
「休みの日は家族みんなで車に乗って出かける姿を良く見ました。」(近所の人)
以前は家族と幸せに暮らしていた宮本浩志。ところが4年ほど前、稲田さんがごまちゃんをオープンする前に働いていたカラオケパブで、稲田さんに出会うと、宮本浩志と家族の運命は大きく変化します。
宮本容疑者は、稲田さんが出勤している日は毎日通い、「夜8時~9時頃に来て、閉店まで粘っていた」といいます。
「奥様は時々、顔を合わせることがあったが、宮本容疑者はよく知らない。」(別の近所の人)
まったく家庭を顧みなくなった宮本容疑者ですが、家族には仕事が忙しくなったと話していたようです。
「旦那さんは仕事が忙しくて、毎晩帰りが遅く、子供と顔を合わせることも少なくなったと言っていました。」(同)
宮本浩志は、それまで定時で仕事を終えるとすぐに帰宅していましたが、稲田真優子さんの店に通い出したことで、突然深夜に帰宅することが増えました。しかしその理由を家族には残業だと説明していたようです。
※宮本浩志容疑者の会社が特定されました。
宮本浩志の嘘は妻も娘も知っていた
さらに宮本浩志は、稲田さんのお店に通うために毎晩掛かる1万円近いお金を、家庭に入れるはずの生活費からねん出していたようです。
「旦那さんは仕事は忙しくなったのに、コロナのせいでお給料が下がっちゃったと嘆いていました」(同)
始めの数年はヘソクリからまかなっていた、お店に行くための資金も底をついたのか、コロナを言い訳にして家族に渡すお金を減らしていたのかもしれません。
自分の思い通りに行かないからと、稲田真優子さんを殺害してしまう宮本容疑者ですから、自分で家計も管理し、妻に渡す生活費も好きなようにコントロールしていたのでしょう。
しかし、ここ1年はごまちゃんでもアルコールを出す機会は少なくなっていたとはいえ、それまでは毎晩酔っぱらって帰宅していた宮本容疑者。
いくら家族が寝静まった部屋に帰ったとしても匂いは残ります。奥さんや娘は、宮本容疑者の帰りが遅い理由が、仕事ではないことは気が付いていたはずです。
しかし、
「店でいきなりブチ切れて立ち上がり、怒り出したりする」(店の客)
このような姿が目撃されている宮本浩志です。余計なことを言うと、家庭でも暴れて手が付けられなくなるので、仕事ではないことがわかっていても、家族は宮本容疑者を問い詰めることができなかったのでしょう。
いつからか子供からも嫌われ、気が付くと家に居場所がなくなっていた宮本浩志は、日を追うごとに稲田真優子さんに執着していきました。
「自分にはもう“まゆちゃん”しかいない、お金もたくさん使ってきた、それなのに…」
稲田さんからきっぱり迷惑だと言われた宮本浩志は、店の閉店を待ち、稲田真優子さんが一人になるのを待って凶行に及びました。
宮本容疑者は犯行当日も客として店を訪れ、午後9時ごろに一旦、店を出ていたことがわかった。しかし、ビルの防犯カメラに宮本容疑者の立ち去る姿がとらえられたのは午後10時ごろで、その間に店の従業員は帰宅して稲田さんは1人になったという。
警察は宮本容疑者が店を出た後、ビルの中に潜み、稲田さんが1人になるのを狙って犯行に及んだ可能性があるとみて調べている。
引用:読売テレビニュース
>>稲田真優子ストーカー殺害「前の職場とのトラブル説」
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