あったかくなってきたなーと思っていたら、もう暑くてダウン寸前の今日この頃。
そんな暑さといつもセットでやってくる“蚊”を撃退する大本命といえば蚊取り線香ですね。
蚊を駆除するための装置や薬はたくさんありますがやはり蚊取り線香のあの煙と香りは夏の風物詩として捨てがたいのではないでしょうか。
今回はそんな蚊取り線香が蚊以外の虫にも効くのか、使い方や注意点などを調査してみました。
ダニやハエもやっつける頼もしい奴?
蚊取り線香はその名のとおり蚊をやっつけるために開発されたわけですが、その主成分の「ピレスロイド」という化学成分に殺虫作用が有りそれをあの渦巻き状のお線香に染み込ませただけの物らしいです。
ただそれだけの単純仕様の商品が昔からずっと使われ続けているのはすごいことですね。
そんな単純な蚊取り線香の実力ですが、実は蚊だけではなくダニやハエ、ゴキブリなどにも効果があるようで一年中使える優れものです。
特に湿気の多い夏場は布団やまくらはダニが特に好む場所になります。
そこで蚊取り線香を焚くことによりカイカイや喘息に悩まされる原因を排除することができます。
バルサン焚くより頼もしい必殺の使い方①
寝室のダニを駆除する方法
- 部屋を真っ暗にします。
- 部屋を密室状態にします。
- 蚊取り線香を焚きます。
- 2時間程度放置した後掃除機を一気にかけて終了です。
たったこれだけです。
暗くするのはダニが暗くなると上の方へ上がってくる習性を利用するためです。
バルサン焚くより頼もしい必殺の使い方②
広範囲で一気に害虫駆除する方法
- 部屋を密室にして畳屋マットレスなどを上げておく。
- クローゼットや押入れの扉をすべて開けた状態にする。
- 煙感知器などが付いている場合はビニールなどを被せておく。
- 蚊取り線香を充満させる。
引越しの際などは物を運び込む前に一回やっておくと良いかもしれませんね。
どちらにしてもアレルギーをおこす原因はダニのフンや死骸らしいので蚊取り線香を焚いたあとは念入りに掃除機をかけることをお忘れなく。
蚊取り線香にも効果的な使い方がある?
日常的に蚊取り線香を使う場合も置き方や時間など効果的な使い方がありますのでご使用の際の参考にしてください。
- 部屋にまんべんなく行き渡せるためには出来るだけ部屋の中心に置く
- 風の流れのある場合は風上に置く
- 広い部屋の場合は3~4メートル間隔で置く(1個でたたみ6畳が目安)
- 一般的なサイズの持続時間は平均7時間ですので就寝前に焚いておく場合は必要な分だけ折って使う。
ただ火をつけて適当な場所に置いて置くだけでは折角の効果が発揮できなくてもったいないですからね。
人体には無害でも注意は必要?
蚊取り線香の主成分の「ピレスロイド」は人体や哺乳類にはほとんど影響がないと言われています。
しかし影響は皆無とは言われていませんので最低限の使い方として部屋を締め切らず換気をすることを前提に使用してくださいね
あたりまえですが燃えるものは必ず遠ざけておくことも忘れないでください。
蚊取り線香が原因で火事にでもなったらシャレになりません。
また以下の点にも注意するようにしてください。
- カブトムシなどの昆虫や観賞用の金魚や熱帯魚、爬虫類などにも影響があるので注意が必要。
- またシロアリやゴキブリなどの卵には効かないので別の対策が必要。
まとめ
日常的に当たり前に使っていた蚊取り線香の効果が蚊以外にも有効なことがわかりました。
ダニ退治にはバルサンよりも有効な場合があるかもしれないのは意外でしたね。
蚊取り線香は蚊をやっつけるために使用することは大前提ですが、個人的には蚊取り線香の臭いに懐かしさのようなものを感じてしまうので夏になったら蚊がいなくてもとりあえず焚いています。
ですので昔から我が家には電気式タイプの殺虫器はありません。
この先新たな新商品が出てくることがあるかもしれませんが我が家はこれからも蚊取り線香一筋で夏を過ごす予定です。
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