3月27日未明、神奈川県鎌倉市の路上で、高峰常さんが背中を刺され殺害された事件で、住所不定の古橋京也(ふるはしきょうや)が逮捕されました。
この事件は当初、加害者の車から流れる大音量の音楽がトラブルの原因とみていましたが、実は違法薬物の売買をめぐるものだったようです。
高峰常さんのフェイスブックやツイッター情報には、薬物に関する画像などが多数投稿されていましたが、トラブルの原因が薬物と判明したことにより、古橋京也容疑者と高峰さんが見ず知らずの他人ではない可能性が強まりました。
古橋京也のFacebookや顔画像、Twitterなどの特定情報と、事件の真相を深堀します。
古橋京也のFacebookを特定
古橋京也のフェイスブックを特定するため、Facebookで「古橋京也」と検索したところヒットは無し。そこで「furuhashi kyoya」で再検索をかけると、古橋京也本人と思しきフェイスブックアカウントを発見しました。
「京也古橋」で作られたアカウントのトップ画面には、半グレ候補生のようなヤンチャな若者が集団で写っている写真があり、真ん中には古橋京也らしき人物が。
2016年から更新されていないため写っている顔画像は少し幼く断定するには少し難しいですが、この後紹介する送検時の顔画像と同じ面影があるのでこのフェイスブックアカウントで間違いないでしょう。
後述するツイッターの情報と照らし合わせると、年齢や高校の情報なども一致していますが一旦モザイク処理をかけておきます。
また高峰常さんのフェイスブックは既に特定されていますが、古橋京也と同様に最後のFacebookの更新は2016年でした。しかしこの当時の2人は住んでいる場所も違く共通点はありません。
「SCHFC」という地元のサッカークラブに所属していた高峰常さん。まさかこの数年後に自分が半グレになり悲惨な最期をむかえるとは夢にも思っていなかったことでしょう。
古橋京也の顔画像
古橋京也容疑者の顔画像がニュース速報により公開されました。
古橋京也は21歳とのことですがなかなかの貫録。元横綱の花田虎上さんによく似ています。
しかし被害者の高峰さんも貫録では負けていませんでした。高峰常さんの顔画像もTwitterに多数投稿されていた為、すでに多数流出しています。
金色のネックレスに金色のピアス、細く整えた眉毛は昭和の時代を彷彿とさせる美的センス。
カラオケを歌っている場所は明らかにキャバクラです。テーブルにはハイボールのグラスが並んでいますが、高峰常さんのツイッターにはこのような酒盛り中の写真が多数見受けられました。
18歳なのに飲酒している姿をあえて自慢げに見せてしまうあたりがまだまだ幼さの残る高峰常さんでしたが、貫録は十分。しかしこの素行の悪さが、自分の命を脅かすような悪い人脈を作ってしまったのだとしたら残念でなりません。
古橋京也のtwitterアカウントを特定
続いて古橋京也のツイッターを調べてみます。「古橋京也」で検索をかけると9件ヒットしましたが、内容を調べてみるとすべてが同じ人物のTwitterアカウントのようでした。
一番新しいツイッターアカウントはこちら2018年6月から利用開始しているもの。その他は2016年や2014年と古いアカウントばかりですが、記載されている情報や写真から同一人物のものであることは間違いないようです。
こちらのTwitterアカウントには住んでいる地域が書かれていますが、逮捕時の古橋京也容疑者の情報では住所不定となっているため、断定することは保留とします。
2016年に高校一年という情報があり、現在21歳という年齢もあっています。ちなみに学校は千葉県内の通信制高校で、フェイスブックの情報と同じです。
ちなみに高峰常さんがどのような人物であったのか世間に知らしめることになったのもツイッターでした。高峰さんのTwitterのアカウントは「05jjjooo」、現在は何者かによって鍵が掛けられ見ることはできませんが、その中身はすでに拡散されています。
投稿された写真には、18歳がどうやって手にしたのか疑問になるほどの大金や酒盛り現場の数々。
極めつきはこの写真、両腕にキャバ嬢をはべらせ面々の笑顔の高峰常さん。この写真はどう見ても18歳には見えません。30過ぎのやり手ブローカーといった貫録があります。
若さゆえに金持ち自慢をしたくなってしまうのは分かりますが、未成年がいくら背伸びしても敵を作るだけ。金だけで繋がっていた友人たちはどんな気持ちで高峰さんを見ていたのでしょうか。
「古橋京也と高峰常の友人はグルだった」事件の真相
事件があったのは3月27日の午前4時ごろ、高峰常さんと友人が鎌倉市笛田の路上を歩いていたところ、前方から大音量を流し走行してくる古橋京也容疑者の車が通り掛かりかかりました。高峰さんらが「うるさい」と注意すると車から降りてきた古橋京也ら3人と口論になり、高峰常さんだけが刃物で刺され古橋京也達は車で逃走していました。
ところが、その場に居た高峰さんの友人は警察に
「高峰常さんが刺されていたところは見ていない」
「犯人の顔も見ていないのでわからない」
「車の特徴も分からない」
などと供述し、救急車を呼ぶことすらしていませんでした。
さらに高峰常さんのツイッターには、「波をつくり、巻き上げる、全てに勝」といった言葉と共に、大金や薬物を見せつけるような投稿が多数あげられていたことから、高峰さんが薬物の“売人だったのでは”という噂も出ていました。
これら3つの①友人の不審な言動や行動、②高峰さんのツイッターの投稿、③事件の原因は薬物だった、
すべてを繋げて出る仮説は、高峰さんが薬物の売人で逃走した3人は客、そしてこの両者の間で何らかのトラブルが発生し、犯人側ともつながっていた友人が、深夜に高峰さんを事件現場に誘い出し犯行が行われた、といったところでしょうか。
それならば、はじめから高峰さんを狙って3人は現場に来たわけですから「大音量の車に文句を言ったところで聞こえないだろう」といった疑問も解消されます。いや、そもそもそのような文句は言っていないのかもしれません。
いずれにしろ友人の「何も知らない」といった供述は、本当に高峰常さんの友人なのであれば“らしくない”誠意のない対応です。
友人が共犯者であれば逮捕されるのは時間の問題ですが、そうではないことを切に願います。
高峰常さん薬物売買の現場
事件のあった現場は神奈川県鎌倉市笛田1の路上で、住民によると夜は人通りも少なく静かな場所、とのこと。
「車の音がうるさいなと思った後、男の人の叫び声やうなり声が聞こえた。夜は人通りも少なく静かな場所なのに、こんなことが起こるとは」(近所の50代女性)
まさに薬物の売買にはうってつけの場所だったのかもしれません。
日頃からこの場所を商売で利用していた高峰さんを誘い出すことは、友人にとってはわけのないことだったはずです。
コメント